『今も変わらない日本の弊害』
幕末から大東亜戦争敗戦までの歴史には興味があり色々読んでいるのだが、大東亜戦争真っ最中ですら、日本政府が統合的戦争指導が出来ていなかったことを改めて認識。陸軍と海軍がそっぽを向いていたのはよく知られているが、陸軍省と参謀本部、参謀本部内の作戦課と情報、兵站がかくもばらばらで、統合できる指導者が誰もいないというのが、今日の日本の政府、政治ともシンクロする。1戦争目的とシナリオが各部門からの寄せ集めで玉虫色かつ他力本願、2陸軍大学校恩賜軍刀組(学業秀才)が事実を無視して作戦をでっち上げる硬直した官僚機構、3首相東條英機すらミッドウェー惨敗を知らなかったという指導者に情報が集まらず権限もない統治機構。今の日本にもそのまま当てはまる。明治政府初期か徳川幕府初期のように、暴力的に既成勢力を破壊しないとこの国は統合的に指導できないってことか。