『著者は京都在住の大学教授。』京都の状況と大学の関係は(京都の女子大生のノリも含めて)、 鮮やかに描き出されている。 惜しむらくは、妖怪の扱いが低い。 また、エンターテイメントとしては、事件を起こすのが 遅すぎる。 さらに、事件が起きてから、終わりまでのまとめ方が あわただしすぎる。 それらの欠点があるにせよ、京都を舞台にした小説を書いて みたいと思っているひとならば、チェックする価値はあるかも しれない。