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帝国日本の植民地法制―法域統合と帝国秩序

『尾根道を左右に断崖をみながら進むこと、それが手法です』
長い本のように見えますが、言いたいことは一貫して単純です。
それは、法的な分析を手段として、感情の渦巻く帝国の起源と展開・変質・消滅を論じること、そしてその実証分析を通じて、帝国主義史と民族主義史の狭間でこぼれおちてきた、民族同士の共存の在り方をめぐる歴史を描くこと、そこに地域史を定礎することです。

こうした立場から、帯には大体、以下のように記されています。「地域主義か、帝国主義か」

忘れられた植民地での居留地・治外法権廃止問題を手がかりに、帝国規模での法制度の創出・展開・変質・解体の全体像を初めて本格的に解明した作品

「未発の可能性」としての地域主義と、帝国主義との相克を、
 帝国解体後の戦後日本誕生の経緯も含めて

法制史的資料に痕跡を残す埋もれた政策オプションの発掘と、政治過程の中で展開された法的論争の法制史分析によって、浮き彫りにした作品

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